介護福祉士の資格についてのご案内

介護福祉士は、福祉の充実のために日本全体が資格者の増加を求める
”介護・福祉のプロフェッショナル”です。

国家資格
なんだね!

介護福祉士とは

介護福祉士の受験には受験資格が必要です。養成施設に2年通うか、3年以上の実務経験を積んだ上で国家試験を受ける必要があります。
高齢化は進む一方で、高齢者のお世話をする家族・親族なども離れて暮らす家庭が増え、本当に必要とされている資格です。高齢化問題は社会的問題で世間の関心も高く、介護・福祉関係の保障や制度は今後も繰り返し見直され、制度的にも不自由の無いものでないといけないため、将来を考えても安心の国家資格と言えます。

また、医療や介護の現場はミスなどがあってはいけないため、専門性も求められ、知識のある有資格者は、現場で必要な存在です。
介護の現場は人のために直接結びつく働く仕事として、非常にやりがいのある仕事ですね。

介護福祉士試験データなど

試験実施時期

筆記試験:例年では1月/年に1回

実技試験:例年では3月(筆記合格者のみ受験可)

受検資格

3年以上の実務経験」、もしくは「福祉系高等学校の卒業」のいずれかを満たしている必要があります。

3年以上の実務経験を満たす方

  1. 児童福祉法、障害者自立支援法、生活保護法、老人福祉法などに規定する施設等で、専ら介護等の業務に従事している者。
  2. 知的障害者・障害児の居宅介護事業等に従事するホームヘルパー。介護保険法における居宅サービスに従事する訪問介護員や介護職員。
  3. 介護等の便宜を供与する事業を行う者に使用されるもののうち、その主たる業務が介護等の業務である者。
  4. 個人の家庭において就業する家政婦のうち、その主たる業務が在宅での介護等である者。
  • ※学歴・年齢・性別は不問
  • ※筆記試験の前日までに実務経験「満3年」を満たせばOKです。
  • 正社員でなくパートや嘱託でも、条件を満たしていれば受験可能

[注意]

  1. 「業務に従事した期間が3年以上」とは、上記の者であった期間が通算して1,095日(3年)以上であり、なおかつそのうち介護等の業務に従事した日数(1日 当たりの時間は不問)が540日以上であることをいいます。また、勤務する(した)施設の長、事務所長、使用者が発行する 「実務経験証明書」が必要となります。
  2. 社会福祉施設の生活指導員、作業指導員、看護師ならびに病院勤務の看護 師は、受験資格の実務経験対象にはなりません。尚、病院勤務の介護員も原則としては対象外ですが、例外として認められる場合もあります。ボランティア、学生アルバイト、家族の介護の経験等の場合は受験できません。

福祉系高等学校の卒業者

高等学校または中等教育学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目・単位数を修めて、卒業(見込み含む)した者。

  • ※ご自分に受験資格があるかどうかについては、必ず下記の「試験センター」にご確認いただいた上でお申込みください。
受検手続き 申込期間が近づいてくると(財)社会福祉振興・試験センターのホームページに発表されます。
受検料 12,800円(他に「受験の手引」料600円が必要)
試験内容
  • (1)筆記試験(13科目)※筆記試験はマークシート形式(5肢択一)

  • 社会福祉概論、老人福祉論、障害者福祉論、リハビリテーション論、
    社会福祉援助技術(演習を含む。)、レクリエーション活動援助法、
    老人・障害者の心理、家政学概論、医学一般、精神保健、
    介護概論、介護技術及び形態別介護技術

  • (2)実技試験

  • 介護等に関する専門的技能

試験合否

定員はなく、合格基準点以上(約60%)とれば順位に関係なく合格

試験問合せ等 (財)社会福祉振興・試験センター

資料請求はコチラ